1952年に長谷川一夫主演で映画化された山手樹一郎の同名小説の再映画化。双子を忌む武家の風習から里子に出され、成人して無類の剣の使い手となった桃太郎。そのころ生家の若木家では次席家老の陰謀により、若殿新之助が危機にさらされていた。桃太郎は身代わりとなって敵に立ち向かうことを決意する。